十九世紀イギリス歴史小説の系譜
ディケンズ、サッカリー、ハーディなど19世紀イギリスの主要な小説家による歴史小説の流れを概観し、ウォルター・スコット以後の歴史小説の発展のあとをたどる。
序文
序論
ウィリアム・ハリソン・エインズワースの『ロンドン塔』
エドワード・ブルワー=リットンの『ハロルド』
チャールズ・ディケンズの歴史小説
『ヘンリー・エズモンド』と『ヴァージニア人』
『ハイベイシア』『ファビオラ』『カリスタ』
チャールズ・キングズリーの『勇士へリウォード』
「ロモラの自覚」ージョージ・エリオットの歴史小説
ギャスケル夫人の『シルヴィアの恋人たち』
トマス・ハーディの『ラッパ隊長』
原注