欧米で世界的大詩人と評価の高いスティーヴンズの自選詩集から100を超える詩を本邦初訳。自由奔放で横紙破り、機知とユーモアに溢れ、骨に食い込んでくるような心理の開顕がほのみえる笑いを含んだ冗舌、リアリティと思想的深み、知的な広さ、それらが彼の詩の本質である。
書籍内容
ウィリアムズによる主題の変奏曲
昔のヴェネチア貴族の暗喩
日曜は野良仕事
千単位の人たちの奇譚"
春をひかえた憂愁
アイスクリームの皇帝
キューバのお医者さま
フーンの宮殿でお茶を
十時の幻滅
日曜の朝
など全108篇の詩を収録。