プリンス ホーエンシュティール・シュヴァンガウ 世の救い主
- 著者
- ロバート・ブラウニング 作 / 桂 文子 訳
- 規格
- 四六判/216頁/定価2,310円
- ISBN
- 978-4-269-82030-2
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- 他
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本邦初翻訳
R.ブラウニングの問題作、怪帝(?)ナポレオン三世を扱った劇的独白詩。
ナポレオン三世に対する総括的評価を、当人自身の語りを通して試みる。はたして怪帝の実像は?
書籍内容 Contents
イギリスで亡命生活を送るプリンスことナポレオン三世が、ロンドンのレスター・スクエアの同伴ホテルの一室で、娼婦相手に
夕暮れから翌朝5時頃まで独白する自己弁明。この作品から浮かび上がるナポレオン三世は、現状維持者・改良者であり、偉大な天才・英雄でもなければ、
卑怯な策謀家・野心家でもなかった。・・・「訳者まえがき」より