研究書 monograph

従僕ウィリアム・テイラーの日記--一八三七年

著者
ドロシー・ワイズ編 子安雅博訳
従僕ウィリアム・テイラーの日記--一八三七年
規格
46判/208頁/定価2,100円
ISBN
978-4-269-81041-9
ジャンル
レベル
--
--

英国社会史の第一級資料
1837年、英国では繁栄の象徴となるヴィクトリア女王が即位した。同じ年、同じロンドンで、名もない一人の家事使用人が日記を記していた。そして、ある日、二人は遭遇する。

書籍内容 Contents

家事使用人のスケジュール、食事、賃金、役得など、いわゆる階下の世界の記録に留まらず、若きヴィクトリア女王の即位に歓喜する民衆、クリスマスの賑わい、鉄道の敷設工事、選挙、インフルエンザの蔓延、 霧と煤煙など、人口集中の進むロンドン社会事情を独特のユーモアを交えて描き出した、無名人ウィリアム・テイラーの日記。