訳者まえがき
詩
ウリコニウム/新しい天国/君の魂はすすったか/検閲/身分証明書の円盤に添えて/
のろわれた青春のための讃歌/プリンセス通りの六時/一九一四/私は彼の丸い口の赤みを見た/
私の詩の弁明/キリスト教/病院船/アンクル川近くの磔刑像にて/鉱夫たち/手紙/
意識がある/女教師/甘美でうるわしい/役立たず/無感覚/不思議な遭遇/
ソネット・我が軍の重い大砲が一台実演するのを見て/眠ったままで/武器と少年/ショー/不毛/最後/
S・I・W(自害)/召集/鍛錬/次の戦争/より大きな愛/最後の微笑み/精神病患者/リスク/
送別/老人と若者の寓話/不具となりて/大地に/優しい幽霊たち/兵士の夢/四月と九月の哀歌/
野ざらし/歩哨/スマイル、スマイル、スマイル/春の攻勢/断片/しかし僕は永久の星たちをみていた/
美/呪文とまじない/あの漏斗状の穴に閉じこめられて/レスラーたち/
後悔に苛まれて/ブロンズはずっと美しくなるかもしれない/街路もまた/序文
解説
ウィルフレッド・オウェンの戦争詩について--その燐憫、美、そして恐怖の現代性--
訳者あとがき