異言語教育が映すこの国の姿
われわれは、口を開けば「国際理解のための異言語教育」などという。
しかし、わが国の異言語教育のあり方そのものが、はたしてどれほど国際的であると言えるのか。
まえがき 日本国首相は、なぜ長岡藩家老を越えられないのか
第1章 異文化接触時評
明治のベースボール/ワールドカップの国名表記/他
第2章 異言語教育時評
(高度経済成長期ーバブル経済ーバブル崩壊・大不況期)
学校英語教育とその限界/英語国民の苦悩/ことば不信の風土/なぜ日本の英語能力は韓国に劣るか/近年の英語教育功労者/アンネ・フランクと杉原千畝/他
第3章 異言語教育書評
(昭和50年代ー平成20年代)
東京大学教養学部英語教室編 The Universe of English/山田雄一郎『言語政策としての英語教育』/江利川春雄『近代日本の英語化教育史』/他
あとがきー学習指導要領が映すこの国の姿