まえがき
第1部 個別研究
第1章 否定接辞に関する考察--un-接辞のクラスについて--
1. はじめに
2. 否定接辞(in-,un-,non-)の形態的・音韻的・意味的特性
2.1 形態的特性 /
2.2 音韻的特性 /
2.3 意味的特性
3. un-接辞のクラス
3.1 Siegel(1974)vs.Allen(1978) /
3.2 Selkirk(1982)
4. おわりに
第2章 -en接辞の表層構造制約
1. はじめに
2. -en接辞の条件
2.1 音韻的制約 /
2.2 音韻的制約の問題
3. -en接辞の表層構造制約
4. おわりに
第3章 英語の阻止現象をめぐって
1. はじめに
2. Aronoff(1976)の分析
3. Allen(1978)の分析
4. Kiparsky(1982,1983)の分析
5. おわりに
第4章 -orの派生について
1. はじめに
2. -orの-erとの相違点
3. -or派生の定式化とその妥当性
4. おわりに
第5章 -isticの派生について
1. はじめに
2. -ismと-ist
3. 先行研究
4. -isticの派生
5. おわりに
第6章 短縮複合語と混成語の違いについて
1. はじめに
2. 削除操作と形成条件
3. 短縮語と混成語の見分け方
4. おわりに
第7章 -th接尾辞と「ーみ」接尾辞の派生制約
1. はじめに
2. -thと-ityと「ーみ」の生産性
3. -th接尾辞と「ーみ」接尾辞の成立条件
4. おわりに
第8章 「的」論考
1. はじめに
2. 「的」の形態的機能
2.1 語基の種類 /
2.2 語基の単位 /
2.3 語基の要素
3. 「的」の意味的機能
4. 「的」の語基制約
5. おわりに
第2部 派生語の一般制約
第1章 英語の派生語形成に見られる一般性
1. はじめに
2. 接辞の下位範疇化
3. 各接辞の下位範疇化
3.1 範疇を変化させる接頭辞
3.1.1 Aタイプ /
3.1.2 Vタイプ /
3.1.3 Advタイプ
3.2 範疇を変化させる接尾辞
3.2.1 Nタイプ /
3.2.2 Aタイプ /
3.2.3 Vタイプ /
3.2.4 Advタイプ
3.3 範疇を変化させない接頭辞
3.3.1 Aタイプ
3.4 範疇を変化させない接尾辞
3.4.1 Nタイプ /
3.4.2 Aタイプ
4. 派生語形成の一般化
5. おわりに
第2章 名詞範疇条件・形容詞範疇条件
1. はじめに
2. LOHの分析とその問題点
3. LOH以後の分析とその問題点
3.1 Fabb(1988)のSR分析 /
3.2 Hay(2003)のCBO分析 /
3.3 Aronoff and Fuhrhop(2002)のMC分析
4. 名詞範疇条件・形容詞範疇条件
4.1 LOHの問題 /
4.2 SR・CBO・MCの問題
5. NCC・ACCの妥当性と辞書の位置づけ
6. おわりに
第3部 実証研究
第1章 ご形成における切り取り規則
1. はじめに
2. Aronoff(1976)の切り取り規則
3. +ate切り取り規則の一般化
4. +ation切り取り規則
5. 切り取りの本質
6. おわりに
第2章 -ly派生語の成立条件について
1. はじめに
2. -lyの下位範疇化
3. -ly派生語の内部構造
4. -ly派生語の成立条件について
5. おわりに
参考文献
あとがき
索引