シェイクスピアの作品における移動と空想 田邊久美子
アビシニアン・ジョンソン 服部典之
『生命論』と一九世紀社会進化論ーコウルリッジからスペンサーへー 中村仁紀
閉ざされた空間に描く旅ーキーツとソネットー 村井美代子
「小説の時代」の終焉ー三巻本小説の衰退と三文文士の退場ー 麻畠徳子
「生き埋め」のキャサリン・アーンショーー『嵐が丘』におけるゴシックー 片山美穂
キャロラインの物語間移動ーサッカレーの『フィリップ』再考ー 市橋孝道
ドロシアは何も作り出せずに終わった後世のテレサなのかー「移動」で読み解くエリオットのドロシア評価ー 馬渕恵理
『森林地の人びと』における階級移動ーグレイスの結婚ー 伊藤佳子
『人間の絆』の本国に留まる主人公について 乙黒 麻記子
移動する痣ーホーソーンからソール・ベローへー 鈴木元子
冒険・成長・拡張ー『ワンダー・ブック』の英雄表象と一九世紀アメリカのマスキュリニティー 小久保潤子
『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』におけるアナクロニズムージャンル横断的/大西洋横断的ロマンス受容ー 関 良子
メスメルの影の下にー『鳩の翼』における無意識の世界への旅ー 高橋信隆
『ライ麦畑でつかまえて』の「移動」をめぐってーホールデン・コールフィールドのマンハッタンの歩き方ー 中渡一美
「クレージー・キルト」としての『メリディアン』阪口瑞穂
『パリ、テキサス』における寡黙な男の「移動」 森本道孝