研究書 monograph

黒船の行方

―アメリカ文学と「日本」―

著者
監修 中川法城 編著者 高橋勇二/藤谷聖和/藤本雅樹
黒船の行方
規格
A5判/240頁/定価3,150円
ISBN
978-4-269-73016-8
ジャンル
レベル
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アメリカ文学と日米交流今昔
黒船到来で始まった日米交流をアメリカ文学の視点から追う
日本開国を予言していたメルヴィル、 岩倉使節団にスピーチしたエマスン、 明治皇后に影響を及ぼしたフランクリン、 ロンドンやシンクレアと交流のあった日本人

書籍内容 Contents

日米文化交流 藤谷聖和

十三の徳目から生権力へ ―グローバリゼーション下の日本におけるフランクリンの格言―
真田 満

日本を開国したのは捕鯨船であったのか ―ペリーとメルヴィル―
加藤眞吾

ジャック・ロンドンと日本と日本人
中川法城

不純な肉(体) ―ルース・L・オゼキの『マイ・イヤー・オブ・ミート』における混成と交差―
森脇正史

禅仏教とアメリカのカウンターカルチャー ―ゲーリー・スナイダーの日本体験―
松岡信哉

ロバート・フロストの「原爆詩群」をめぐって
藤本雅樹

日本におけるウィラ・キャザーの翻訳・出版事情
高橋勇二