政治的に読む英文学
「文学における<物語のありよう>や<恋愛の進行>や<作品の語り>や<小説の寓意>を考えるとき、フィクションのポリティクスを等閑視しては作品の本質を見誤る可能性がある」ー本書「序文より」
序文 服部典之
第一章
『ある貴族とその妹の恋文』における二重のポリティクス 福士 航
第二章
ロマンスとポリティクスが交錯するところ 服部典之
ー『トム・ジョーンズ』におけるジャコバイトの反乱とソフィアの遁走ー
第三章
「それ以上の詮索はおやめなさい」 岩田美喜
ー『放浪者メルモス』における、<書くこと>への両義的欲望ー
第四章
核時代のロビンソン 小林亜希
ー『ピンチャー・マーティン』における<ロッコール>表象ー