フォースターをめぐる新しい文学批評
小説と小説論が交差する磁場に注目し、E.M.フォースター文学の多面的魅力を自由、かつ、しなやかに語る。
[竹友藻風・村上至孝の古典的エッセイを収録]
E.M.フォースターにおける「火」について
今沢 達
マーリンの行方
筒井 均
ディコンストラクティヴ・コネクション
米田亮一
E.M.フォースターと同性愛
川口能久
擬態の論理
正木建治
「混乱」としての小説的インパクト
玉井 暲
フォースターで読むシドニーの『アーケイディア』
村里好俊
イイ・エム・フォオスタァ
竹友藻風
E.M.フォースターにおける野性的人物
村上至孝