研究書 monograph

小説の読み方・論じ方『カスターブリッジの町長』についての11章

著者
十九世紀英文学研究会 編 / 監修:福岡忠雄 / 編著者:北脇徳子・渡 千鶴子・風間末起子・杉村醇子
小説の読み方・論じ方『カスターブリッジの町長』についての11章
規格
46判/248頁/定価3,150円
ISBN
978-4-269-72110-4
ジャンル
レベル
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11の視点と『カスターブリッジの町長』論
ハーディ不朽の名作『カスターブリッジの町長』を21世紀的視点から読み直す11の試み。
研究者のみならず、大学生、大学院生が小説の読み方・論じ方の現状を知る上で最適の論文集。

書籍内容 Contents

第一章 福岡忠雄
読み直す『カスターブリッジの町長』

第二章 坂田薫子
ゴシック小説として読む『カスターブリッジの町長』

第三章 風間末起子
聖家族の瓦解と再生産 --スーザン・ヘンチャードの役割--

第四章 北脇徳子
ヘンチャードを巡る三人の女性たち --ルセッタを中心にして--

第五章 渡 千鶴子
エリザベス=ジェインを非嫡出子として読む

第六章 杉村醇子
「カスターブリッジの父親」の物語

第七章 清水伊津代
「カスターブリッジの町長」とケルト的表象

第八章 高橋和子
「カスターブリッジの町長」と聖書

第九章 木梨由利
『カスターブリッジの町長』 --映画を通してみる世界--

第十章 高橋路子
カスターブリッジの魔女たち

第十一章 西山史子
追い落とされる者たち --ヘンチャードとバルストロード--