研究書 monograph

「もの言えば・・・」ヴィクトリア朝筆禍事件始末記 

−宗教と芸術−

著者
荻野昌利 著
「もの言えば・・・」ヴィクトリア朝筆禍事件始末記 
規格
四六判/194頁/定価1,890円
ISBN
978-4-269-72082-4
ジャンル
レベル
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書籍内容 Contents

第一部 ニューマンvs.キングズリー論争−カトリシズムとはなにか−
  第一章 発端「真実は徳にあらず」
  第二章 開戦「ではニューマン博士はなにを意味しているのか?」
  第三章 『アポロギア』の成立「心は心に語る」
  第四章 『アポロギア』の意味 真の宗教的権威とは
  第一部 注

第二部 ホイッスラーvs.ラスキン裁判−芸術とはなにか−
  第一章 発端 グロヴナー・ギャラリー開設記念展
  第二章 事件の背景
    (一)ラスキンの立場
    (二)ホイッスラーの立場
  第三章 法廷にて
    (一)開戦前夜
    (二)裁判一日目 「絵具を塗りたくった」だけ?
    (三)裁判二日目 主題か形式か
  第四章 裁きのあと 明と暗と
    (一)ホイッスラー
    (二)ラスキン
  第二部 注

おわりに