研究書 monograph

英語文学の越境

ポストコロニアル/カルチュラル・スタディーズの視点から

著者
木村茂雄・山田雄三 編著
英語文学の越境
規格
46判/232頁/定価2,310円
ISBN
978-4-269-71034-4
ジャンル
レベル
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植民地支配がもたらした英語圏の拡大、文学・文化の方法の多様化、英語中心主義の乗り越え、これらの「越境」をとおして英語文学の多面的な展開に迫る。

書籍内容 Contents

ニューレフトと呼ばれたモダニストたち 山田雄三

「反抗者」の肖像  伊勢芳夫

リチャード・ライトとブラック・アトランティック  古東佐知子

インド小説がもつ境界と「サバルタン」  松木園久子

ガンディーはソローを模倣したのか?  加瀬加代子

「マウマウ」戦争を語り直す  神田麻衣子

J・M・クッツェー「恥辱」の隠されたテーマ  村上八重子

「幽霊」バーサ・メイソンの喪に服すること  杉浦清文

先住民言語教育・メディア・文学  小杉世

ポストコロニアル理論とコスモポリタニズム  木村茂雄