第1章 英詩の韻律構造
1.1 英語のリズム /
1.2 伝統的韻律分析と現実の朗読 /
1.3 格調の種類は絶対的なものではない /
1.4 文強勢
1.4.1 強勢を受けやすい語と受けにくい語
1.4.2 用法、意味によって、強勢を受けたり、受けなかったりする語
1.4.3 上記の原則の適用を受けない場合 /
1.5 英詩朗読のリズムの特徴
第2章 英詩朗読リズムの実例
2.1 "The Daffodils"のリズム分析実例 /
2.2 行と音調群 /
2.3 音調群と句読点 /
2.4 音調群境界と句読点と休止 /
2.5 休止の長さ /
2.6 まとめ
第3章 韻文のリズムと散文のリズム
3.1 調査した音声資料、方法 /
3.2 韻脚の捉え方
3.2.1 |sw..|型方式
3.2.2 |..ws|型方式 /
3.3 調査の対象と内容 /
3.4 韻脚の種類
3.4.1 |sw|型分析による結果
3.4.2 潜在的強勢を考慮しない|sw|型分析結果
3.4.3 |ws|型分析の結果 /
3.5 音調群内の音節数 /
3.6 朗読速度
3.6.1 朗読者による相違と詩による相違
3.6.2 小説の朗読との比較 /
3.7 まとめ
第4章 英詩のイントネーション
4.1 音調群 /
4.2 音調 /
4.3 詩の朗読で好まれる音調
4.3.1 文末音調
4.3.2 非文末音調 /
4.4 朗読者は詩と小説でどのように音調を変えているか /
4.5 同じ詩でも朗読者によって音調は異なる /
4.6 同じ詩を同じ朗読者が2度読めば音調は異なる /
第5章 THE DAFFODILS のイントネーション
5.1 資料 /
5.2 各行の区切りと音調
5.2.1 大1連
5.2.2 大2連
5.2.3 大3連
5.2.4 大4連 /
5.3 まとめ
5.3.1 行の区切りと核の位置
5.3.2 音調の種類 /
第6章 DOVER BEACH
6.1 朗読者と朗読速度 /
6.2 詩の格調 /
6.3 行と音調群と休止 /
6.4 各行の韻律 /
6.5 韻律的特徴 /
第7章 シェイクスピアのソネット−18番と116番
7.1 Sonnet 18
7.1.1 朗読者、朗読速度、リズムの表記
7.1.2 各行のリズム・パターン
7.1.3 リズムについての考察
7.1.4 音調の種類
7.1.5 音調についての考察 /
7.2 Sonnet 116
7.2.1 各行の韻律
7.2.2 まとめ /
第8章 THE LAKE ISLE OF INNISFREE
8.1 朗読資料 /
8.2 各行のリズム・パターン /
8.3 音声とリズムの特徴 /
8.4 各行のイントネーション /
8.5 イントネーションのまとめ /
第9章 UPHILL と SONG
9.1 UPHILL
9.1.1 "Uphill"のリズムと音調
9.1.2 韻律的特徴 /
9.2 SONG
9.2.1 "Song"のリズムと音調
9.2.2 まとめ /
第10章 行の短い詩4編−UPON HIS DEPARTURE HENCE,THE FLY,A MEMORY,WHEN WE TWO PARTED
10.1 UPON HIS DEPARTURE HENCE /
10.2 THE FLY /
10.3 A MEMORY /
10.4 WHEN WE TWO PARTED /
第11章 ELEGY WRITTEN IN A COUNTRY CHURCHYARD,PAST AND PRESENT
11.1 ELEGY WRITTEN IN A COUNTRY CHURCHYARD /
11.2 まとめ /
11.3 PAST AND PRESENT /
11.4 まとめ /
第12章 BREDON HILL,A PSALM OF LIFE
12.1 BREDON HILL /
12.2 まとめ /
12.3 A PSALM OF LIFE /
12.4 まとめ /
第13章 英詩はどのように朗読したら良いのか−英詩朗読のモデル
13.1 英詩朗読のモデルを求めて /
13.2 朗読速度はどのくらい /
13.3 格調はどの程度意識すべきか /
13.4 行末は独立したものとして、切って読むべきか /
13.5 行内休止は例外的現象か /
13.6 区切りは休止だけで作るわけではない /
13.7 どのような音調を使うか
13.7.1 文末の音調
13.7.2 行末の音調
13.7.3 行中の音調 /
13.8 個々の語の発音
13.8.1 脚韻
13.8.2 強勢
13.8.3 格調を整えるためのdo /
参考文献