研究書 monograph

Ｊ・Ｍ・クッツェーの世界

−＜フィクション＞と＜共同体＞−　

著者
田尻芳樹　編
Ｊ・Ｍ・クッツェーの世界
規格
四六判／300頁／定価3,150円
ISBN
4-269-75007-3
ジャンル
レベル
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他
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注目のノーベル賞作家　本邦初の研究書
終わりなき暴力／揺れ動く境界
南アフリカの厳しい政治的現実の中、植民地主義と倫理の問題を根底から問い直し、多彩なテクスト戦略を駆使する注目の作家Ｊ・Ｍ・クッツェー。

書籍内容 Contents

序章　 Ｊ・Ｍ・クッツェーの世界へのイントロダクション　田尻芳樹

第１章　 クッツェーとゴーディマ　福島富士男

第２章　 物語の外部へ　田尻芳樹

第３章　 沈黙が語るもの　小泉有加

第４章　 泪の語るもの　根本美作子

第５章　 残された者たちが語ること　脇田裕正

第６章　 動物のいのち／文学のことば　中井亜佐子

第７章　 欲望という名の物語　佐藤元状

第８章　 食人から聖餐まで　吉田恭子