研究書 monograph

アメリカ旧南西部ユーモア文学の世界

−新しい居場所を求めて−

著者
廣瀬典生 著
アメリカ旧南西部ユーモア文学の世界
規格
A5判/588頁/定価5,250円
ISBN
4-269-74016-7
ジャンル
レベル
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ジャクソン大統領による先住民追放後、南部フロンティアに多文化社会が形成された。本書は、その社会を写し出す文学を渉猟し、建国理念の問い直しと新しい居場所探しを促す原動力となったユーモアの特質を明らかにする。

書籍内容 Contents

第一章  アメリカ旧南西部ユーモア文学の背景と基本構造(その一)

第二章  アメリカ旧南西部ユーモア文学の背景と基本構造(その二)

第三章  「にわか景気」に揺れるフロンティア社会

第四章  オーガスタス・ボールドウィン・ロングストリートの 『ジョージア風景』

第五章  ウィリアム・タッパン・トンプソン

第六章  デイヴィッド・クロケットからデイヴィ・クロケットへ

第七章  トマス・バングス・ソープ

第八章  トマス・バングス・ソープの『主人の館』

第九章  ジョンソン・ジョーンズ・フーパー

第十章  "All the world's a stage"

第十一章  ジョン・S・ロブ

第十二章  「ルイジアナ湿地帯の医者」ヘンリー・クレイ・ルイス

第十三章  ハーディン・E・トリヴァー

第十四章  最後の旧南西部ユーモリスト、ジョージ・ワシントン・ハリス