研究書 monograph

日記のなかのアメリカ女性

著者
大井浩二 著
日記のなかのアメリカ女性
規格
B5判/--頁/定価2,730円
ISBN
4-269-73039-0
ジャンル
レベル
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18世紀なかばから20世紀初めにかけてアメリカ白人女性が体験した家庭生活の悲哀や、南北戦争の衝撃を、専業主婦、囲い者、学校教師、大農園主、南部令嬢、従軍看護婦などが書き綴った知られざる日記から再現する。

書籍内容 Contents

プロローグ ー日記のなかのアメリカ女性ー

第1部 家庭という名の聖域
1. ピューリタンの娘たち−エスター・バーとアビゲイル・ベイリーの日記−
2. 囲い者の生活と意見−マダライン・エドワーズの日記−
3. 弁護士婦人の内なる不安−マッジ・プレストンの日記−
4. 中西部アイオワの農村で−エミリーギレスピーの日記−
5. 母と娘の記録ーセアラ・ハフターレンの日記−

第2部 女たちの南北戦争
6. 開戦前夜の女性農園主−ケザイア・ブレヴァードの日記−
7. 二人のルーシーの戦争体験−ルーシー・バックとルーシー・ブレンキンリッジの日記ー
8. 従軍看護婦の仕事−ハナ・ロープスとエイダ・ベイコットの日記−
9. 北部女性の見た南部−キャロライン・シーベリーの日記−
10. 戦後生まれの南部令嬢−マーガレット・スローンの日記−

あとがき
引用/参考文献