南部女性作家の内なる世界
古い南部のセンチメンタルな伝統を批判すると同時に、新しい南部の産業主義がもたらす混沌を直視し、「ヴァージニアの社会史」と
呼ばれる作品群を書き続けたグラスゴーを読み直す。
序章 神話としてのアメリカ南部
第1章 オールド・サウスの神話−ページからグラスゴーへ−
第2章 リアリストとしての出発−『民衆の声』−
第3章 南部の夢と現実−『救済』−
第4章 南部貴婦人の宿命−『ヴァージニア』−
第5章 南部的幻想のゆくえ−『人生とガブリエラ』−
第6章 不毛な女性の物語−『不毛の大地』−
第7章 幻想から現実へ−『ロマンティックな喜劇役者たち』−
第8章 女性神話の世界−『彼らは愚行に屈した』−
第9章 南部神話の終焉−『保護された生活』−
第10章 時間のない年代記−『男まさり』−
第11章 グラスゴーの役割と限界−『この世の中で』と『敗北を超えて』−
終章 南部貴婦人の反抗−『内なる女』−