研究書 monograph

コールリッジと「他者」

著者
藤井佳子 著
コールリッジと「他者」
規格
A5判/212頁/定価3,990円
ISBN
4-269-71049-7
ジャンル
レベル
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コールリッジの詩を、「他者」をキーワードとして分析することによって、家族に対する負の感情、あるいは結婚への懐疑が詩に表れていることを論証する。

書籍内容 Contents

序章

第一章
「クリスタベル」と恐ろしい母 −他者の正体−

第二章
「クリスタベル」の夢見る者と夢見られるもの −内なる他者−

第三章
シンデレラ、パーシー、そして「クリスタベル」 −父と娘に介在する他者−

第四章
父の語り −自己と他者の狭間にある我が子−

第五章
妻の不在 −家庭の中の他者−

第六章
「老水夫の唄」論 −他者との距離感−

第七章
「クブラ・カン」における語りの構造 −自己意識の他者化−

結論