株式会社 英宝社 TOP 研究書 コールリッジと「他者」
コールリッジの詩を、「他者」をキーワードとして分析することによって、家族に対する負の感情、あるいは結婚への懐疑が詩に表れていることを論証する。
序章
第一章 「クリスタベル」と恐ろしい母 −他者の正体−
第二章 「クリスタベル」の夢見る者と夢見られるもの −内なる他者−
第三章 シンデレラ、パーシー、そして「クリスタベル」 −父と娘に介在する他者−
第四章 父の語り −自己と他者の狭間にある我が子−
第五章 妻の不在 −家庭の中の他者−
第六章 「老水夫の唄」論 −他者との距離感−
第七章 「クブラ・カン」における語りの構造 −自己意識の他者化−
結論
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