研究書 monograph

タイタニック号の若きヴァイオリニスト

それでも僕は弾き続ける

著者
クリストファー・ウォード 著 小笠原真司 訳
タイタニック号の若きヴァイオリニスト
規格
46判/424頁/定価(本体2,800円+税)
ISBN
978-4-269-82053-1
ジャンル
レベル
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1912年4月14日の深夜、タイタニック号は北大西洋上で沈没しつつあった。しかし船上の楽団は演奏を止めなかった。
亡くなったヴァイオリニスト、ジョック・ヒュームとその婚約者メアリーの数奇な人生に焦点を当てた話題の書の邦訳版。

書籍内容 Contents

 エピグラフ
訳者まえがき
イントロダクション
一 共に演奏を続けよう
二 情報が入らない苛立ち   
三 マッケイ・ベネット号出港する
四 取り囲まれたホワイト・スター・ライン社
五 ジョックとメアリー
六 ジョックの追悼式
七 第二のタイタニック号のヒーロー
八 死んだ息子の制服代金
九 埠頭についた「死者の船」
一〇 オリンピック号での反乱
一一 称賛されるタイタニック号の楽団リーダー
一二 メアリー、遺体に汚点を残す
一三 アンドリュー・ヒューム
一四 ジョン・ジェイコブ・アスター六世
一五 ジョックのかたみ
一六 行方不明のヴァイオリン
一七 ジョアン・ロー・ヒューム・コスティン 
一八 ジョックの名前と墓石
一九 ジョック、父親と認定される 
二〇 コスティン家とヒューム家、法廷対決
二一 辛い追悼行事
二二 乳房を切断されたナース事件
二三 グレイス・ヒューム殺害される
二四 ケイト・ヒュームの裁判
二五 アンドリュー・ヒューム、栄枯盛衰
二六 ジョアン・コスティンの人生と死
二七 私たちの心は、誇りとともに光り輝く
二八 余波
エピローグ
訳者あとがき