研究書 monograph

アメリカ文学と革命

著者
アメ労編集委員会編 井川眞砂/福士久夫/三石庸子/村山淳彦 編著
アメリカ文学と革命
規格
46判/416頁/定価(本体3,000円+税)
ISBN
978-4-269-74037-2
ジャンル
レベル
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共同研究プロジェクトの成果
アメリカ革命の産物ともいうべき<合衆国>、 そこで芽生えた国民文学の独自性を、11名のアメリカ文学研究者が種々の革命に連関させながら、その深層(真相)を多岐にわたって究明した作家・作品論
クーパー/ポー/メルヴィル/ホーソーン/ ディキンスン/ジュピリー・シンガーズ/トウェイン/ 映画『国民の創世』/ヘミングウェイ/ハイムズ/エリクソン

書籍内容 Contents

序説/『開拓者たち』―未完の反革命と二つの友愛/ポーと「革命」の表象/ 「島めぐり移動シシポジウム」と革命の主題―『マーディ』再訪/『緋文字』 ―ヘスター・プリンの変容に見るホーソーンの革命観/一九世紀の交通革命 と通信革命―エミリィ・ディキンスン、鉄道、電信/カラーラインと闘った解 放奴隷、ジュビリ?・シンガーズ/『コネティカット・ヤンキー』とトウェイン の「革命願望」/映画による反革命―『国民の創生』と歴史、人種、メロドラマ / 『誰がために鐘は鳴る』と革命/レイシズムの向こうヘ―黒人革命とチェス ター・ハイムズ/『Xのアーチ』におけるもうひとつの「アメリ力」と核の想像力