[ 学術的プレゼンの仕方の詳細解説とトレーニング ]
何かの研究課題(あるいは実証研究)に取り組もうとしている文系学部(心理や教育など)の2 年生以上の学部生や大学院生を対象に、英語のプレゼンテーションの授業で使うことを目的に作られたテキスト。本書では学術的な発表の方法を紹介し、実践練習ができるように構成されている。「習いながら慣れる」、つまりプレゼンテーションについて学びながら演習を進めるようになっている。特に「ラウンドテーブル」の発表者への指導内容を中心に構成されていて、学術的な発表に不可欠なAbstract の書き方、Chunking という記憶法、そして発表後の質疑応答や評価なども含めた、発表前及び発表後の重要なステップにも言及している。各Unitには、Task やPractice があり、Unit 同士の練習の継続性を考慮し、ひとつの専門分野で練習ができるように工夫した。多くの学生が今後、日本語と英語のバイリンガルで活躍できることを願い、本書のテーマにはBilingualism を選んでいる。
[ 本書の構成 ]
Objective、Task、Next Steps、Writing Practice、Oral Practice
書籍内容 Contents
Preface Academic presentations への誘い
Unit1 Academic presentations:種類と目的
Unit2 Presentations:スタイルと効果
Unit3 Abstract の執筆
Unit4 Presentation manuscript の執筆(1)Introduction
Unit5 Presentation manuscript の執筆(2)Body
Unit6 Presentation manuscript の執筆(3)Conclusion
Unit7 Chunking の記憶法
Unit8 Visuals の作成
Unit9 Delivery & Pronunciation をわかりやすく
Unit10 Questions & Answers:基礎編
Unit11 Questions & Answers:応用編(1)
Unit12 Questions & Answers:応用編(2)
Unit13 Next steps