言語文化に関するトリビアを楽しみつつ、発信するコミュニケーション能力を養成!
英語で円滑にコミュニケーションを行うためには、英語という言語自体の知識とその知識を実際の場面で使う技能の両方が必要である。AI 技術の発達により前者の知識は補えても、後者の技能に関してはAI では十分には補えない。本書は前者の知識の増強のため、各ユニットの前半は九州各県と日本の言語文化に関するトリビア(学生が感心する内容)をテーマにしたパッセージを中心に読解に必要な語彙と文法の知識を土台にしつつ読解力を養成する。一方、後者の技能の向上のため、各ユニットの後半は実際の場面で使えるライティング、スピーキングの技能の養成を目指している。4技能の総合的な養成とバラエティーに富むエクササイズを通して、九州から、そして日本から世界に向けて発信できるようなコミュニケーション能力を養成していくのが本書のねらいである。多種多様なエクササイズを設けて、英語という言語の知識を実際の場面で運用できる力を身に付ける。本書の構成
Vocabulary Quiz:パッセージの内容理解に必要な語彙力を確認する。 Grammar Check:パッセージの内容理解につながるような文法事項をチェックする。 Passage:パッセージは、九州各県を中心としたトリビアと日本の大学生が感心する内容をテーマにしている。パラグラフ毎の要点を理解するように努めることが大切。 Comprehension Questions:パラグラフ毎に内容把握問題を課し、パッセージ全体の内容の理解につなげる。 Dialogue : ディクテーションのエクササイズを通して口語表現を学習する。 TOEIC Challenge : TOEIC の Listening Section の問題に慣れるため同形式の問題を設定し、TOEIC 対策を講じている。 Useful Expressions for Conversation : Dialogue で用いられた表現、あるいは関連した口語表現の習得を目指す。口語表現は、いずれもコミュニカティブ・ファンクションを中心として、実際の場面ですぐ用いられるものばかり。 Practical Use : Useful Expressions for Conversation で学習した表現を実際の場面で使えるように日常会話表現を英語で書く練習をする。 Little Quiz : 個人あるいはグループで調べてプレゼンをするという形式にしている。
Unit 1. Kyushu Rocks: Putting Kyushu on the Map(Kyushu) Unit 2. Miyazaki Unit 3. Tradition as hope: the sound of Hakata Gion Yamakasa(Fukuoka) Unit 4. Tea fields, fields of green stars(Yame) Unit 5. Don't Know What You Got(Till It's Gone)(Okinawa) Unit 6. Food for Thought: N u w a y s(Shikoku) Unit 7. Tomato Club loves the Iggy Pop song 'Lust for Life'(Sapporo) Unit 8. Justice(Setagaya, Tokyo) Unit 9. Life before Special Adoption(Sasebo) Unit 10. You squeeze oranges, I throw tomatoes(Spain) Unit 11. Once upon a time...And everyone lived happily ever after(Hokkaido, Tohoku, Chubu, Kanto, Kansai, Kyushu) Unit 12. Changing the world: one friend at a time... Unit 13. Living the green dream: Global Brigades, recyclemania Unit 14. Rules: take, make, or break? Unit 15. Hope is a senseless act of beauty: history is full of hope
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