日本事情を学びつつ英語の技能向上を図る! 留学生向けにも最適の教材
ひらがなタイムズは、1986 年の創刊で、外国人の会話に役立つ情報を解説する日英バイリンガルマガジンで、各国大使館の他、日本で活躍する外国人経営者やビジネスパーソンに広く読まれている媒体である。海外の大学では日本語教材として活用されている。本書は日本事情を学びながら英語の技能を向上させることを目的として作られているが、ひらがなタイムズの記事の中から選りすぐりの話題、特に外国人が興味を持つであろうテーマや、まさに日本ならではの特徴あるトピックを取り上げてある。「今現在の日本」を知るために最適の英文記事をもとにしている。各ユニットは4ページ構成で簡潔であり、初級レベルの授業に適しているが、中級レベルでもディクテーションやスピーキングの教材として有用である。必ずしもユニットの順にしたがって授業を行わなければならないわけではなく、進め方は自由である。本書の構成
Warm Up Question:このユニットで学ぶトピックについて考える問題。日本語でも、英語でも構わないので考えてみる。 Check Your Vocabulary:このユニットで学ぶ語彙について、定義や綴りを学ぶ。 Dictation:二回目以降のリスニングでは、細部を聞き取って、空欄を埋める。答え合わせをしたら、音読やシャドーイングをすると良い。 Speed Reading:1 分間でどのくらいの速さで読めるか、計り、巻末付録の表に記録しておこう。 Comprehension Check:本文の理解度を確認するための問題。ペアやグループで確認してもよい。 Extension Activities:重要語彙や表現を学んでみよう。 Writes or Speak about Yourself:このユニットを振り返り、英語で自己表現してみよう。Unit 1 Fake Reviews(嘘レビュー)
Unit 2 The Concept of Harmony(和の思考)
Unit 3 Children's Cafeterias(子ども食堂)
Unit 4 Japanese "Public Face"(日本人の「建前」)
Unit 5 Sympathy for the Underdog(判官びいき)
Unit 6 An Inconvenient Truth(不都合な真実)
Unit 7 The Evolving Japanese Language(進化する日本語)
Unit 8 The Attraction of Anime(アニメの魅力)
Unit 9 Exchanging Business Cards(名刺交換)
Unit 10 Reading Between Lines(空気の読めないお客)
Unit 11 Entertaining Clients(接待時のポイント)
Unit 12 Washoku(和食)
Unit 13 Foreign Workers in Japan(日本で働く外国人)
Unit 14 Culture and the Japanese Archipelago(日本列島の多様性)
Unit 15 Japanese Home Delivery Services(日本型宅配サービス)