英語・言語学
新しい時代に対応した英語学への入門書。
『英語学概論』(八木/吉田/梅咲共著、英宝社、1990)の全面改訂版で、英語学の
全般的知識と現代言語学の基礎学習に最適。全体の構成は下記の通り。
第一部:英語がブリテン島にできるまでの経過、それ以後の英語の歴史、イギリス諸島の今の言語の状態、世界に広まった英語の歴史と今の姿。
第二部:言語学研究の歴史をたどり、現時点での最先端言語研究と英語学研究の状況。歴史言語学、構造言語学、生成文法、認知言語学、談話分析等。
第三部:英語の現在の姿を、文、品詞、音声、談話のレベル分け。
第四部:人はどのようにして母語を獲得するか、人は脳の中で言語をどのように処理しているか。
第一部 英語の歴史と現状
第1章 英語前史−比較言語学とインド・ヨーロッパ語族の発見
第2章 英語の歴史
第3章 ブリテン島の英語から世界の英語へ
第二部 言語研究の発展
第1章 規範から科学へ
第2章 歴史主義から構造主義へ
第3章 言語能力の解明としての言語学
第4章 認知と言語
第5章 文を超えた文法
第6章 コーパス言語学
第7章 日本の英語研究の伝統
第三部 現代英語の意昧と構造
第1章 現代英語の文法(1)−文の解析
第2章 現代英語の文法(2)−品詞とその機能
第3章 現代英語の音声と音韻
第4章 語彙・イディオム・成句表現と辞書
第5章 談話分析と談話標識
第四部 人と言語
第1章 人はいかにして言語を獲得するか
第2章 言語はいかにして処理されるか−脳と言語