現地取材による映像と音声でリアルな異文化理解
ニュージーランド最大の都市であり人口の約40%が海外出身者といわれているオークランドは、まさに「多文化の交差点」である。オークランドを舞台とするこのテキストに登場する若者たちの出身地はニュージーランド、イギリス、カナダ、韓国、スロバキア、イタリア、フランス、ロシア、中国(登場順)と実に多彩。現地に著者らが何度も足を運んで実際に集めた音、映像、声、新聞記事などから本書は構成され、「多文化の交差点」を教室内でリアルに体感することができる。異文化理解のためには格好のテキストである。
テキスト中のビデオカメラのアイコンが付いている箇所はYouTubeの動画が用意されており、小社HPから観ることができる。各ユニットには【異文化理解】というセクションがついており、それぞれのユニットで学習したことをもとに、クラスで、グループで自由に討論するための素材となっている。ディスカッションのトピックとポイントを簡単に挙げてあるので自由に活用し、多文化が交差する街が見せてくれる様々な言葉、社会、文化事象について意見を交換してみると良い。
本書の構成
Unit内容の日本語解説。リスニング本文。Words & Phrases解説。現地の生情報。空所補充問題。異文化理解(基礎編・応用編)。Exercises会話練習(基礎編・応用編)。異文化理解のためのアドバイス。Exercises(True or False)。Discussion Topic。
書籍内容 Contents
Unit 1 Welcome to New Zealand!
Unit 2 Language school (1)
Unit 3 Language school (2)
Unit 4 At the shops
Unit 5 Working in New Zealand now
Unit 6 Local people in Auckland (1)
Unit 7 Local people in Auckland (2)
Unit 8 Reading newspapers-(1)
Unit 9 Maori-culture and multi-culture
Unit 10 Reading newspapers-(2)
Unit 11 Reading newspapers-(3)
Unit 12 On the streets of Auckland