アメリカ文学・文化史
<本書の特徴とねらい>
(1) アメリカ文学は小説が中心という信念の基、題材はもっぱら小説を扱った。
(2) 若手研究者自身のオリジナルな視点からアメリカ文学を大胆に論じた。
(3) 第1部「マップ」は、伝統的な通史であり、現代部分の記述が詳しくなっている。
(4) 第2部11の「キーワード」は執筆者が得意とするテーマをまとめたミニ論文とそのテーマが古典的に
現れるテキストから成り立っており、英文購読用のテキストとしても活用しうる量と質を備えている。
(5) 第3部「データ」では、必読書、古典研究書と思える14冊を、「キーワード」で扱った11冊に加えて文献解題を施した
セクション、それ以外の重要文献75冊をリストアップしたセクション、および詳細な文学・文化史年表から成っている。
(6) その他、主要文学賞リストを設けるなど、データブック、ミニ論文集、購読テキストなど、多面的な活用ができる、稀に見る教材。
1部 マップ <アメリカ文学通史>
植民地時代から世紀末まで / 19世紀前半 / 19世紀後半 / 19世紀末から20世紀初頭にかけて / 20世紀後半のアメリカ文学
2部 キーワード <論説とテキスト>
1.「アメリカン・ゴシック」"The Hollow of the Three Hills"(1830) N.Hawthome
2.「アメリカン・ゴシック」"Winter Dreams"(1926) F.S.Fitzgerald
3.「アメリカニズム」"Desiree's Baby"(1893) Kate Chopin
4.「イニシエーション」"A White Heron"(1886) S.O Jewett
5.「スポーツとアメリカ文学」"Smoke"(1990) M.Chabon
6.「スモールタウン」"Departure"(1919) S.Anderson
7.「鉄道/車」"The Comparment"(1981) R.Carver
8.「都市のイメージ」"Sonny's Blues"(1957) J.Baldwin
9.「妊娠、中絶、近親相姦」"Typhoon"(1927) T.Dreiser
10.「暴力、リンチ、カニバリズム」"The Blue Hotel"(1898) S.Crane
11.「酔いどれアメリカ文学」"The Coral Ring"(1843) H.B.Stowe
3部 データ <文献と年表と文学賞>