「大学生のための自己表現」を主眼に編んだライティング・テキスト。著者のこれまでのライティング授業で、
実際に学生が比較的よく書けているトピックを精選、これを二部構成で編集、巻末には提出用の作文用紙を付し、ユニークなアブローチで、
学生のライティング能力向上を図る。
Part1:
まず形式にとらわれず、「こんな構文を使わなければならない」「こんな構成で書かなければならない」といった枠にとらわれず、
自由に書いてみることに重点を置いている。
Part2:
Part1で分量のある作文に慣れたら、今度は形式を意識して書いてみる。英文によるエッセイは、論旨を先に述べ、
どうしてそう考えるのか、その論理を展開してゆく。その論理の展開の仕方のうち、ここでは五つの形式を学ぶ。
このテキストは、どのようなレベルのクラスでも使用できる。また1単元1時間で進めば半期の授業、「1時間目に下書き」「2時間目に清書」
という形で進めれば通年の綬業でも使用できる。
書籍内容 Contents
Part1:分量のある英語を、自由に書いてみよう
1. ファンレター(タレントやスポーツ選手への) / 2. あなたの最高、または最低の旅の思い出は? / 3. 笑える失敗鮫 / 4. 大学周辺のおすすめスポット(飲食店、遊技場、散歩道など) / 5. She was not enjoying the party. に続く話 / 6. 水晶の球に映る10 年後の私 / 7. 梅雨どきの過ごし方 / 8. 私の好きな○○( 映画、本、スポーツなど) / 9. 自分の大学がある都市と他の都市の比較 / 10. 私のストレス解消法(試験、バイト、就職活動など)
Part2: 形式を意識して書いてみよう
1. Chronological Order(自分史と将来の夢)
2. Controversy(小学校英語、賛成?反対?)
3. Comparison/Contrast(二つのコーヒーショップなどの比較)
4. Process(何かの手順)
5. Cause and Effect(「今年の阪神はなぜ強い?など、原因と結果の分析」)