研究書 monograph

超自然 英米文学の視点から

著者
文学と評論社編
超自然 英米文学の視点から
規格
A5判/240頁/定価(本体2,600円+税)
ISBN
978-4-269-75070-8
ジャンル
レベル
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世界は幻影に 言葉は永遠となる
現実と非現実の境界を越えてゆく文学
その想像力を読み解く13の論考
妖精/亡霊/魔法 予言/奇蹟/神 夢/半自然/伝説

書籍内容 Contents

十八世紀以前 妖精の魔術 石野はるみ
もののけの舞台 上村幸弘
超自然の万華鏡 須賀昭代

十九世紀 ロマンスの再構築 滝口智子
シェリーのキリスト教批判 上野和廣
『ランカシャーの魔女』 田邊久美子
ディキンスンの海のイメージの変遷 濱田佐保子
涙を流すワニ 佐藤由美
ヘンリー・ジェイムズと幽霊小説 ハンフリー恵子
オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』とシェイクスピアの『ソネット集』 須田久美子

二十世紀以降 ヴァージニア・ウルフの信仰 市川緑
『神の恩恵』に描かれた超自然的世界に見られる旧約性と近代性 島津厚久
創り出された「超自然」 平野真理子