「イギリスの状況小説」としての『エマ』
ー偽善と欺瞞、スパイ行為と裏切りー
鈴木美津子
パロディとしてのチャリティ
ーエマとモアと公共圏ー
大石和欣
オースティン、ブロンテ姉妹、漱石をめぐって
ークーパーを読むヒロインたちー
坂本 武
眼と耳から読むThe Return of the Native
武田美保子
The Return of the Nativeにみる近親性の変容
ーfiliation から affiliationへー
永富友海
『キャスタブリッジの町長』における結婚のテーマ
ーエリザベス=ジェインの覚醒と諦念ー
鮎沢乗光
ジャネット・ウィンターソンの『灯台守の話』における間テクスト性
ー薬を飲まなかったトリスタンとイゾルデー
川崎明子
追悼 榎本 太先生
榎本太先生著作目録
榎本太先生の思い出 海老根 宏
榎本先生のこと 久野陽一
学恩ということ 仙葉 豊
あとがき