研究書 monograph

飛翔する夢と現実

−21世紀のシェリー論集−

著者
日本シェリー研究センター 編
飛翔する夢と現実
規格
A5判/200頁/定価2,730円
ISBN
978-4-269-72089-3
ジャンル
レベル
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書籍内容 Contents

Foreword Kasahara Yorimichi

【特別寄稿】Did Mary Shelley write Frankenstein? Or did Percy Shelley spoil it? Nora Crook

P.B.シェリーとゴシック−初期作品を中心に 黒瀬悠佳子

『アラスター』の伝記的解釈 上野和廣

シェリーの詩における「死」の動性−「理想美に捧げる讃歌」から「モン・ブラン」へ− 藤田幸広

「ジュリアンとマッダロー」−詩人における受動性と狂気− 田久保浩

シェリーと神話的宇宙観−西風に寄せるオード−に潜む聖性 宮北惠子

愛の奥義−シェリーの『エピサイキディオン』 床尾辰男

パーシ・ビッシュ・シェリーと雄弁の神マーキュリー−カトリック解放をめぐる寛容の精神とペテン師 伊藤真紀

"On Christianiry"検討 白石治恵

The Relationship between Shelley and Keats Akiko Okada

ベアトリーチェ・チェンチ再創造−メアリ・シェリーの『ヴァルパーガ』− 阿部美春

自伝的旅行記『最後の人間』とメアリ・シェリーの想像力 平井山美

メアリ・シェリー研究における『モーリス』の意義−文体論的一考察 市川純

Synopses
あとがき
Afterword by Tokoo Tatsuo